内省のとき
2014年4月18日
Moments of Reflection
4-18-14
内省のとき
巨大な塔が、地表のすぐ下から外気圏へ向かってそびえ立っている。
この塔には窓がびっしりとついている。
あなたはこの塔の中に住んでいて、この窓からの眺めを通して外界と交流している。
それぞれの窓から、それぞれのビジョンが見える。信じなさい、と言われ続けてきたビジョンはまた一つの異なる現実。
あなたが何を信じるかで、あなたの予想が決まる。あなたが何を予想するかで、一つ一つの窓から外の現実をどう知覚するかが決まる。
知覚しているものこそ真実だからそれを信じなさい、そう言われてきた。だから、それぞれに現実は異なっていると信じている。
でも、真実はあなたの本質の中にしかない。
だから、真実は信じるとかそういうものじゃない。
真実は、思い出すもの。
あなたが思い出す真実。それは、あなたの本質だけがリアルなんだということ。他はすべて、あなたの信念と予想の投影。
だから、真に「違い」を生むことができるのは、あなたの本質だけ。
同じ窓から違う信念をもって見てみれば、違う予想を抱き、違う現実を知覚することでしょう。
一方で、同じ信念をもって違う窓から外を眺めると、違う窓を通していても同じ現実を知覚することでしょう。
唯一、変化できるのはあなただけ!
あなたが信念を変えれば、予想も知覚も変わる。
あなたは塔を上っては下り、そうするうちにあなたの中にある真実を思い出す。だから、あなたは変化している。
真実を思い出すと、あなたはどこを見ようと、あなたは現実をあなたの信念と予想の通りに見ているということがわかるはず!