愛はどこ?
2014年2月12日
Where Is Love?
ガイアからのメッセージ #5
(動画と音楽)
愛はどこ?
「愛はどこにあるの?」
彼女は空に尋ねた。
空は答えなかった。
空には声がなかった。
ただ彼女を見つめ返した
見えない目で。でも、その目が彼女を包みこんだ。
おかげで彼女は生きていくための酸素を与えられたし
太陽の苛酷な光線から彼女は守られた。
彼女には大気が供給されて
そのお陰で彼女は学び、成長することができた。
でも、沈黙していた。
ただ、沈黙の存在だったから。
「愛はどこにあるの?」 彼女は地面に尋ねた。
地面に声はなかった。
地面は違う言語を話すのだった、
いろんなものに通じる言語を。
リスはさえずり、
水はぶくぶくと泡立ち、
虫はブンブンとうなった。
空は地球を通して話した。
地球に生えた木々の葉を揺らしながら。
でも彼女の質問はまだ答えを得ていなかった。
ええ、 彼女は地球の上を歩いた。
ええ、 そこが彼女の場所となって
彼女は学び、成長することができた。
愛って、ただあること?
彼女の周りにいる植物や動物のように育つものなの?
いいえ、 愛はそれ以上だ。 彼女はそう決めた。
学びや成長は、痛みを感じることも多かった。
愛はどこにあるの?
彼女は内側に尋ねた…彼女の内側に。
初めは、声は聞こえなかった…ただ感覚だけ。
動揺していて
心配で
不安定な感じ。
でも、彼女は内なる質問を尋ね続けた。
感覚は静まった。
バランスがとれていて、安定していた。
動揺はなくなって
心配は何かと入れ替わったみたい…何だろう?
ある感覚があった。
何とも言えない、新しい感覚。
言葉にできない感覚。
その時、彼女は声を聞いた。
初めはささやき声で
彼女にはわからなかった。
彼女は全神経を内側に向けた。
彼女は目を閉じた。
空も地面も見えないように。
内側に集中して耳を傾けた。
動物の声や木々の間を抜けるそよ風が聞こえないように。
いま、聞こえるのは内なるささやき声だけだった。
ささやき声はゆっくりと声らしくなっていた。
静かで小さな声。
でも言葉があった。
それは彼女の言葉だった。
その声は彼女に話しかけてきた。
「愛は平和。」 その声が言った。
「愛は静けさ。
空を見つめて
地面の上に寝ころぶ時間。
愛は、内を見つめて自分自身を知る力のこと。
私を感じて…私の声を感じて。
私の声は、理解に満ちているのを感じて。
私の言葉は受容に満ちているのを感じて。
さぁ、愛しいひと、愛するひと、
私の声が愛に満ちているのを感じて。
私の愛の声を聞いて。
そして、わかって。あなたは愛を探さなくてもいいんです。
愛は内側にある。
声の中に。
あなたのハートの中に。
私達はひとつ。
一つの声
一つの姿
一つの愛
あなたは私の中にいるのを感じて。
そうすれば、いつでも愛を見つけられるから。」