ジャクゥアルの話、その一
2014年8月3日(和訳掲載:2014年12月11日)
訳:Nagiさん
Jaqual's
Story Part 1 -- The Temple of Remembering
8-3-14http://www.suzanneliephd.blogspot.co.uk/2014/08/jaquals-story-part-1-temple-of.html
ジャクゥアルの話、その1
想起の寺
前回の話の最後:
ジャクゥアル
最初の敷居の前に立った時には、自分の身体が引かれているのを私は感じます。それぞれの敷居を渡り、次の戸口の前へ行く途中で立って居るように教えられ、私は様々な教訓と挑戦を経験するでしょう。これらの教訓と挑戦
は、次の敷居へ進む前にクリアされ、バランスが取られる必要があります。私たちが次に会う時に、私の話を続けます。あなたの日常の生活の 中で私を呼び出すことを忘れないで下さい。
ジャクゥアル
(スーのメモ:私が彼を毎日忘れずに呼び出したとは 思えません。彼のお話を
書いていた時を除いて。でも、それを見つけられません。)
ジャクゥアル
1997年7月24日
最初の扉はあなたの色、赤にとても近いです。私はその敷居を渡る時に、私の両親の記憶でいっぱいになりました。彼らのことは何年も考えたことがありません。母の光り輝く紫の目と、父の深緑の目を見ます。彼らの私への献身を感じ、彼らが私に肉体を与えるために、何年も学んだことを知っています。
私は私の三次元の形態に目覚めたところです。何もかもがとても赤く、そしてオレンジで、母の歌声と父の笑い声が聞こえています。安らかな気持ちで、何から何まで、愛に囲まれているように感じます。そこから私が現れたばかりの、形のない世界を未だに思い出すことができます。誰もと、何もかもと、ひとつであることの感覚が恋しいのですが、私の両親とひとつであるので、それでも安らかな気持ちでいます。
これから、私の記憶は私が四歳だった時に進みます。私は堅い殻の身体(私たちはこの語を私たちの三次元の形態に対して使います。私たちの他の形態は遥かに柔らかいからです)の中に居て、背の高さが約六フィートに達しました。アンタレスでは私たちは三歳の年齢で両親から独立し、七歳になる時までには完全な成人の身体に達しています。
私は今は、他の子供たちと共に共有のホームで暮らしています。これらのホームを運営するある種の成人がいますが、自由にコミュニティー内のどこにでも行くことができ、気に入った誰とでも、一緒に時を過ごすことができます。私の母は芸術家で、四次元と五次元で時間を費やすことが多かったのですが、頻繁に私を訪ねてくれました。私の父は年に一度ぐらい私に会いに来ます。彼は私たちのお寺のひとつの祭司で、他の人たちが想起の寺に入るのを支援
しています。
突然、私は私の最初の恐怖の経験を感じます。私たちの小さなコミュニティーへのドラコニアンの襲撃を思い出していた
からです。私は母と一緒に、私の両親の家を訪ねて、その庭にいました。彼女は私と一緒にそこに滞在するのが大好きで、私たちの惑星に育つたくさんの美しい花について、私にしきりに教えていました。母の大切な友人アリシアが、私たちにアボロミウム茶を持って来ようと庭を出たところで、家の中から恐ろしい悲鳴を聞きました。
私と母はどうしたのかと急いで見に行って、床の血だまりの中にアリシアを見つけました。ふたりの巨大な爬虫類人、ドラコニアンが彼女の側に立ち、彼女を見下ろしていました。母は彼女の友人の側に走って行き、ドラコニアンのひとりが母の髪をつかみ、母と目を合わせるために彼女を引っ張り上げました。私は考えたり、計画を立てることができませんでした。反射的に母を援助するために走りました。私はドラコニアン戦士よりもはるかに小さく、私が母を離そうとして彼を叩いている間、彼は笑っていました。
ふたりの男が、自分の母を救おうとしている小さな男の子を観察しながら、笑うのを私は決して忘れないでしょう。よう
やく、戦士は自分のゲームに飽きて、私を小さな虫けらのように、母の身体を使って叩いて、自分の身体から離しました。それから、もうひとりの戦士が私を拾い上げて、窓から庭に投げ捨てました。どうして出て来て、私を殺さなかったのか、私が理解することは決してないでしょう。おそらく、私は死んだと思ったのでしょう。
死んだように見えたに違いないと確信しています。両脚と片方の腕は折れていました。顔の左側は叩き潰されて、血で被われていました。未だに左目の上に傷
跡があります。意識を取り戻した時は、どのくらい経っていたのかわかりませんが、何もかも静かで、しんとしていました。
正常な片腕だけで、自分の身体を引きずって家の中に入り、友人の傍らで死んでいる母を見つけました。ドラコニアンが母に何をしたか考えることに耐えられませんでした。復讐を企てるのに必要な間、戦士になって、安らぎを取り戻すと誓ったのはその時でした。私が復讐の必要性を解放するまでは、赤い血の敷居を渡ることができないことを知っていました。その時にのみ、私は自分の内なる安らぎを見い出すでしょう。おそらく、スゼィール、あなたと私が一緒に、それを探求することができます。
スーのメモ:私はこの旅を2002年の夏まで続けることが出来ませんで した。それを置き忘れてしまったのです。このお話を続ける前にジャクゥアルに助言を求める必要があるでしょう。
スー
2014年8月1日
親愛なるジャクゥアル、私はあなたを2014年8月3日の私の今に呼んでいます。1997年7月24日のあなたのメッセージから17年後です。私たちは2002年の夏にも繋がったと私は理解して いますが、思い出せませんし、そのメッセージを書いた物を見つけられません。キャンプの旅をしている間に、あなたが私に言ったことを書き取ったのは覚えています。したがって、それを手で書きました。
私は最初と終わりの部分を持っていて、今、お話の中心の部分が必要ですが、その中心部を見つけられません。私のたくさん書いた日記の中のひとつに、私が受け取った物を見つけるだろうと想像します。しかしながら、間違えも、偶然もないと信じるので、この今に、あなたの旅の中心の部分を語ってくれるように、あなたに呼びかけます。
おそらく、私たちがコミュニケートしなかった「時間」の間に起こった代替現実があります。私があなたのお話の終わりの部分を見つけた時、それを書いたのを覚えていなかったのは間違いないです。おそらく私はただ代替現実にいるだけで、そこで、今、あなたのお話を高次の振動数の視点から聞くことができます。
今は高次元のチャネリングをタイプするのにかなり熟練していて、私の指はキーボードの上にあり、あなたの返事を待っています。私の意識をあなたに一番うまく調整するために、これから、媒介へ行くつもりです。私の高次元の霊的な戦士・・・
ジャクゥアル
こんにちは、スゼィール、
あなたが私の話に戻る準備ができたことを嬉しく思います。そして、ええ、あなたは確かに、以前よりも高次振動数の視
点に共鳴しています。実際に、私はあなたのためにホーミング・ビームを出しましたが、あなたの転生のこの時代以前ではあなたは受け取ることができませんでした。以前に、あなたは私の話を楽しみはしましたが、かなり心をかき乱されました。
私たちが交信しなかった間に、私はすべての敷居と戸口を進んだ事をあなたに知って欲しいと思います。したがって、私
も高次の視点で共鳴しています。私の話を各々の敷居を渡った時に、私が見せられたように話すつもりです。このようにして、何が起こったのかと、それぞれの「問題」を「教訓」に、それぞれの「失敗」を「克服」に、どうやって変容させることが出来たかをあなたに明らかにすることが出来ます。
続ける前に、私たちの想起の寺について話したいと思います。私が述べたように、 私たちがその寺に入ることができる前に、私たちは、それぞれの戸口が高次振動数に共鳴している一連の七つの戸口を通らなければなりませ
ん。七つ目の戸口に入るまで私たちが知らなかったことは、長い階段が私たちを待っていることでした。
一連の敷居、その途中と扉のそれぞれが高次の振動数で、それぞれすぐ上の振動数の色、振動、音色を発しています。このように、それぞれの戸口は私たちの転生の異なる時代を象徴しています。それぞれの振動数の戸口を通過するためには、私たちの転生のその時代の、それぞれの低次の経験を変えることを求められます。
このような具合に、私たちの生涯の連続した時代の、私たちの恐怖の三次元での記憶、思考、感情と行為を四次元の無条件の愛に変容させることができる、詳細に一生涯を最初から最後まで通して回顧する生活をします。あなたの無条件の愛の力によって、私たちの本当の姿、ライトボディに私たちは変容して戻ることができます。
第一戸口は赤で、私たちの幼児期早期を象徴します。
第二戸口はオレンジで、私たちの「成熟」を象徴します。
第三戸口は黄色で、私たちの霊的戦士としての務めを象徴します。
第四戸口は緑で、私たちの交配と親業を象徴します。
第五戸口は青で、親からリーダーへの移行を象徴します。
第六戸口は藍で、高次自覚の覚醒を象徴します。
第七戸口は紫で、私たちのライトボディへ戻る変容を象徴します。
これからあなたに回顧の寺での私の旅を話しましょう。
第一の敷居を渡って、次の赤い戸口の前への中程に立った時に、復讐が私の存在を満たすのを感じました。この復讐の振
動数は、かつて戦士が対決することができたもっとも恐ろしいもの――彼ら自身の無意識の恐れ! に立ち向かう勇気をくれました。
私は再び、とても小さな子供で、そして、私が知っていたすべての物は無くなっていました。私は自分の生涯を解放して、高次次元で私が愛した人たちを訪ねる準備が出来ていました。私の瀕死の重傷を負った形態から私の魂を流れ出させると、寺を守って亡くなった父が見え、そして、母もそこで私を出迎えました。
「私たちの掛け替えのない息子よ」彼らは今は、神聖なる補完物であるひとつ形態に融合していたので、声がひとつになって言いました。「あなたは私たちの仲間をここで見つけることはないでしょう。彼らは奴隷として使われるために、連れ去られましたから。私たちのうち惑星外にいた者たちとあなただけが残りました。あなたは他の者たちに連絡しなければなり
ません。彼らが私たちの仲間を連れて行った痕跡を辿るのに遅過ぎる前に、ドラコニアンを追跡できるように。」
「でも、どうやってそれをやるの?」私は尋ねました。「僕の身体は死ぬほどの怪我をしていて、歩くことができない
し、動かせるのは片方の腕だけだよ。」
「私たちのエッセンスの中に入って来なさい」父は言いました。「私たちのひとつになった愛がおまえの傷を癒やすだろ
う。」
私は、その後、私の両親が私の傷ついた形態を前と後ろから抱きしめながら、私を直立位置に支えている両親の間に、浮いている自分自身を経験しました。次元上昇した両親と共に私が五次元にいるのに気付いたのはその時で
した。私たちのコミュニティーで生き残ったのは私だけでしたので、私たちの仲間にとって、私はただひとつの希望でした。それ故に、私の両親には彼らの一体となった五次元のライトボディで私の物質形態を癒やすという決定が与えられたのでした。
その時に、私もライトボディの状態であることに気が付きました。徐々に、私の肉体はその傷を負う前の状態に戻りまし
たが、私の魂は復讐に満ちていました。人のライトボディを使って、彼らの肉体的な身体を癒やすというこの方法は、父が彼の寺で従事していた主な仕事のひとつです。父は私の復讐心に気付きましたが、もし私が成功するとしたら、それが必要かもしれないと知っていました。
ドラコニアンは私たちの通信システムと使用可能なシップをすべて破壊しました。しかしながら、父は寺のわきの地下に
試作品のシップが隠されていることについて私に述べました。そのシップを使えば、惑星外にいる私たちの戦士たちに、私はドラコニアンの痕 跡を辿るので、加わるようにと言うことができます。
認めたくはないのですが、五次元はとても素晴らしく、自分の家族と友人たちと一緒にそこに留まりたいと思いそうになりました。その思いで、肉体が「死んだ」者たち全員が私の周りに現れて、彼らの多次元の光で私を包み込みました。ゆっくりと、私の傷ついた魂は癒やされて、そして、気が付くと、私は癒やされた私の物質形態に戻っていました。
驚いたことに、私の形態は私の成人サイズに達していましたが、私のマインドと感情はまだ子供のままでした。隠されたシップに直行するべきだとは知ってはいましたが、両親の家から寺へ歩いて行く時に、亡くなった人たち
の世話をし なればならないことに気が付きました。したがって、私は大急ぎで家に戻って、父のレーザー・ガンを手に入れました。それは父が 母の安全のために、そこに隠しておいたのです。
それから、私たちの入植地を通って、寺に向かって歩きながら、それぞれの遺体を祝福し、気化させました。彼らが全員、五次元に戻ったのは知っていたので、彼らに対して悲しみは無かったのですが、彼らの物質形態がアンタリアの太陽でゆっくりと悪くなって行かせることは出来ませんでした。
シップはまさしく父が言った所にありました。私たちは幼児期早期から、最も高性能な宇宙船でさえも、どのように操縦するか訓練されていたので、どうやってそれを操縦するか正確にわかると私は思っていました。最初に、
大洞窟の入り口からホログラフィック・カモフラージュを取り除きました。それから、私たちの戦士全員に何が起こったのか伝えるメッセージ を送るために、シップを地表に上昇させました。
どうして私の両親が成人の形態に私を回復させたのか理解しました。なぜなら、私の小さな身体では、パイロットの椅子に座りながら、すべての制御装置に手が届くのに困難があるからです。このシップは変わった制御装置の
ある試作品だったので、私の父が彼の五次元の意識を私の物質形態に融合して、私を運動感覚で指示しました。
「私の身体は高次次元に戻って行くので、私はおまえの/時間/で、ほんの数分だけおまえと居ることができ る。だから、私がする事と言う事に細心の注意を払いなさい。誰もこのシップをどうやって飛ばすかを知らないし、私はおまえに一度教えることができるだけだろう。
「おまえは悲しみと復讐のすべてを脇へ置かなければならない。これらの感情はお前の意識を低くし、おまえは私と繋がり続けることができないだろう。私の言っていることがわかるか? 息子よ」
「お父さん、わかります、でも、どうすれば、僕の中のこの痛みを解放できるのですか?」
「真の霊的な戦士にならなければならない。そして、より大きな善のことだけを考えろ」彼は答えた。
それで私は、私の感情に、私の思考に影響を与えさせてはならないことに気付きました。これを知ることが私に、私の
ハートの中で聞こえる自分の父の声のみに集中する強さをくれました。次に、私は、今では父とひとつになっている母を感じ、死は三次元での幻想に過ぎないことに気が付きました。私の務めと道義心は私たちの入植地の生きているメンバーを救出することでした。
私のハートとマインドの提携により、私の意識は五次元へ移行し、父は彼の今の中で実際に私の形態に入ることができ、シップの操縦のすべてを私に動的に教えました。ほどなく、シップについて私は何もかも知っていて、両
親に感謝し、私たちの仲間を救うための使命に取り掛かりました。
私の幼児期は終了で、オレンジの敷居へと移ります。
翻訳:Nagi