マザーシップへのビジター-マトリックスの解錠
2013年9月28日
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Visitors to Mothership - Unlocking the Matrix
9-28-13http://www.suzanneliephd.blogspot.co.uk/2013/09/new-visitors-to-mothership-unlocking.html
マトリックスの解錠
マイトル:
サンディとジェイソンを見て、僕は自分が初めて母船に来た時のことを思い出した。マイトリアの表情を見ると、彼女も同じ感覚になっているらしい。僕達は温かく微笑んで、同時に言った。「どうぞこちらへ。会っていただきたい人がいます。」
サンディとジェイソンは僕達の後ろにいたが、彼らは初めて「意識をもったまま」母船に来てワクワクしているのが伝わってきた。彼らは二人ともナイトボディでシップに来たことはあったが、今回は完全に目覚めた状態、高次の意識状態にいる。彼らが僕達の経験を夢で見て、それを解読している様子をずっと見ていた。彼らはよくやったと思う。
それで、背景知識を与えるため、僕達は彼らを母船に連れてくることにしたのだった。彼らを招待し、地球への次のメッセージ伝達を実際に見てもらおう、というのは実際はアルクトゥルス人のアイデアだった。伝送エリアに着き、ジェイソンとサンディに、アルクトゥルス人がこのメッセージ伝送に立ち会えるよう招待したのだということを伝えた。
伝送室のドアに向かって歩くと、ドアがひとりでに開いた。ドアが完全に開くと、扉口に友人・アルクトゥルス人が立っているのが見えた。サンディとジェイソンはとても驚き、光栄すぎて言葉が出てこなかった。
「ようこそ、」 アルクトゥルス人が言った。言葉を使って。
サンディとジェイソンはお礼か何かボソボソと呟いたが、満面に笑みを浮かべていたので全てが伝わった。
アルクトゥルス人は二人に敬意を表してやや人間に近い体を着用し、微笑みを返した。もちろん、微笑みといっても実際の顔の表情というより感情そのものだった。
「もう伝送を始めなければなりません、」 アルクトゥルス人はサンディとジェイソンに椅子を勧めながら言った。そして伝送スクリーンに向かって滑るように動き、メッセージ伝送を始めた。
アルクトゥルス人:
私達の今日のメッセージは三次元マトリックスの解錠についてです。大きな錠を解くには大きな鍵が必要です。同様に、三次元マトリックスを解錠するには三次元の鍵が必要です。皆さんの闇の陰謀団はその事実を知っており、3Dマトリックス内で皆さんからあらゆる真実を遠ざけ、鍵をかけました。このようにして三次元の人間にしか3Dマトリックスを解錠し現実の真実を明かすことができないようにしてしまいました。
銀河連盟から多くの者が人間として転生するという犠牲を払い、他の人間達を助けようとしてきました。しかし地球の住民達が先導し、ガイアの次の周波数まで次元上昇を完遂させなければなりません。そうしなければ、ガイアの五次元表現に共鳴することができないのです。
さらに、地球ホログラフィーの3Dマトリックスには恐怖の低周波数があまりにも浸透しています。誰かが真実を求め、真実を広めるためにマトリックスを解錠しようとしても必ず膨大な恐怖のエッセンスに出会い、その試みを止めてしまいます。
「恐怖のエッセンス」とは何か、説明しましょう。ほとんどの人間は気づいていませんが、全ての感情は強力なエッセンスを含んでいます。臭い、匂いのようなものです。動物や植物は人がいる時、その人が安全な存在か危険な存在か瞬時に見分けられるのはこのエッセンスのためです。彼らには恐怖のエッセンスや愛のエッセンスの匂いがわかるのです。ええ、植物だって匂いがわかります。ただ動物とは違った方法でです。植物は近づいてくるもの、遠のいてゆくものの化学反応を利用して匂いがわかります。
皆さんの地球の器は動物です。しかし個体化のプロセスを経る間に、人類は生来の動物的本能との繋がりを失いました。さらに、大多数の人間が常に恐怖の状態にいるよう、陰謀者達は実に巧みに働きかけてきました。3Dマトリックスに埋め込まれた恐怖に対峙する唯一の方法、それは皆さんの肉体に埋め込まれた恐怖を克服することです。
恐怖の匂いは「あっちへ行け」と言い、愛の匂いは「もっと近づいて」と言います。もし皆さんが自分の内にある恐怖を克服していなければ、皆さんの3Dマトリックス内に閉じ込められた真実を見つけ出そうとする意図は「立ち去れ、そして安全を確保しろ」という無意識のメッセージで上書きされてしまいます。皆さんの惑星の3Dマトリックスは創造のウエブと絡み合っています。ですから、皆さんが恐怖に共鳴すると必ず創造のウエブがもっと恐ろしい感覚を皆さんの元へ送ってきます。
感情は二つに分類されることを思い出してください。愛ベースか、恐怖ベースか、です。悲しみ、怒り、罪悪感、疑念は全て恐怖ベースで、創造のウエブにもっと恐怖を送るように言います。このため、感情をマスターすることがこの次元上昇プロセスで必要不可欠なのです。
次元上昇とは、皆さんという存在の中にたくさんの光を取り入れ、三次元を超越するまで周波数を拡大させるプロセスです。この光の高周波数はまず皆さんの知覚を同調させ、高次元の知覚まで広げます。ただし、そうなると全ての幻想を超越して見ることにもなります。この能力を得るにつれ、厳しい課題が伴います。陰謀者達の嘘にどれほど騙されてきたのか、わかり始めるためです。
この情報に対し、怒りで反応するのは自然なことです。しかし怒りは恐怖ベースの感情です。即座に創造のウエブにもっと恐怖を送るよう伝えてしまいます。ですから、次元上昇のプロセスの中で最大の試練は全ての恐怖ベースの反応をマスターすることです。恐怖ベースの反応は周波数を下げ、さらなる恐怖を皆さんの現実の中に引き寄せるためです。
恐怖ベースの感情をマスターし、いかなる刺激源に対しても愛ベースの反応を選ぶことを覚えていれば、創造のウエブは皆さんの人生にどんどん愛を送ってきます。ですから、恐怖ベースの反応を引き起こすような刺激源に直面した時は、恐怖が愛に即座に変わるよう本能を訓練させなければなりません。このようにすれば、皆さんは3Dマトリックスから真実を解き放つことができます。
まず初めに、陰謀者とは誰なのか、そして彼らがどのようにして3Dマトリックスの中に真実を隠す方法を発見したか、お話しましょう。陰謀団メンバーとは、皆さんの銀河にいる他者支配のメンバーで、地球人に転生した人々に埋め込まれた存在です。皆さんが知っている歴史が始まるよりも遥か昔、銀河から別のメンバーが皆さんの惑星にやって来ました。
その頃は銀河戦争が激しく行われていて、他者支配の世界のメンバー達は内なるパワーの世界のメンバーと戦っていました。いくつもの世代に渡って他者支配の勢力は戦争に勝ち続け、次から次へと惑星を乗っ取っていきました。他者支配の種はレプティリアンに受け継がれ、「適者生存」に基づいて進化してゆきました。ですから、ルールはたった一つ、「殺すか殺されるか」です。想像できるでしょうが、この進化フォーマットによって強力で凶暴な戦士が生まれました。
ですから親愛なる地球人たちよ、自分の恐怖をコントロールできないからと自分をおとしめないでください。このような敵を打倒するために私達は何世代も費やしたのですから。私達は学びました。こういった敵と怒りや恐怖でもって戦うことはできません。それでは彼らをさらに肥やし、強化するだけです。そう、この種は恐怖のエネルギーフィールドを常食とすることができる、そのように進化してきたのです。
お伝えしたように、全ての感情は目に見えないエッセンスを放出します。動物にとっては強い匂いを発しているのです。人間は忘れていますが、人間も動物の身体を身につけています。人間になったという傲慢さのために全ての動物がもつ生存戦術を関心外におきました。それが全ての動物が持つ、感情の匂いを嗅ぎ分ける能力です。
皆さんは超感覚を使ってこの能力を取り戻しているところです。実際のところ、高次の超感覚を完全に取り戻すことで内なるパワー勢力はついに他者支配勢力を克服することができるのです。他者から恐怖の匂いを嗅ぎ分けるなら、自分の中にある恐怖の匂いも嗅ぎ分けられます。
他者支配の敵は、私達がどこに隠れようとも必ず私達を見つけ出しました。それが何故か不思議に思ったものです。しかし、一部のレプティリアンが私達の勢力側に加わりました。愛ベースの敵と長らくやりとりをする間に、彼らの存在の中に愛が浸透したためです。恐怖ベースのエッセンスが私達に浸透してもいましたが。
その私達に加わったレプティリアンが、彼らは恐怖の匂いがわかる、ということを教えてくれたのです。そしてわかったのです。全ての恐怖ベースの感情をマスターすること、それが唯一、この長い銀河戦争に勝つ方法だと。私達はとても驚きましたが、全ての恐怖をマスターすると意識は五次元から上の次元へ広がってゆくことも発見し、喜びました。
私達がいったん現実の高周波数に共鳴すると、まだ恐怖ベースにいる他者支配の勢力はもう私達を見つけることができなくなりました。その時点から、長い戦争は私達側に有利になってゆきました。しかし、愛に共鳴するようになっても、愛「だけ」に共鳴するようになる、たとえ死に直面しても、となると、話は別です。それはずっと難しいことでした。
しかし、意識が五次元まで拡大することや自分の本質を学ぶと、私達はただ3Dの殻を着ているに過ぎず、その器が死ぬことは何ら問題ではないこともわかりました。肉体が破壊されても、単に五次元の身体を作ればいいのです。中には、五次元の意識を使って三次元の肉体を作ることができることを発見した者もいます。車が壊れても別の車を買うように、肉体を失ってもまた別の肉体を作るのです。
私達の仲間が死んでもまた完璧で健康な体で戻ってきたので、恐怖はもう必要ないということがわかりました。死んだら、また新しい器を作ればよいのです。私達は「死んだ」者達が持つ五次元的視点との繋がりに導かれ、恐怖知らずの戦士となり、意識を拡大させ、知覚も五次元まで広げていきました。
高次元知覚では時間も空間もありません。ですから、私達は敵の計画が全てわかりました。しかし、殺しあう意図をもって戦いに臨むと意識は三次元まで落ち、優位性を失うことがわかりました。その時に私達は最大の難関に直面したのです。敵を傷つけることなく戦争に勝つには、どうすればよいのか?ということです。
私達は五次元の体を持ち、全ての五次元のものに共鳴していましたから、敵を傷つけることのないようにしなければいけなかったのです。私達の敵にも五次元のエッセンスはあります。敵はそれを知りませんでしたが、全ての生命に五次元の体が存在していることを私達は発見しました。もし私達が三次元の存在を殺し続ければ、私達の意識は三次元まで落ちてしまいます。すると三次元界しか知覚できなくなります。
幸い、私達の敵も彼らに五次元の表現があることを発見しました。ドラコニアン達はきわめて知性的で、全ての種の中でも卓越した戦略家でした。この生来の能力のお陰で、ドラコニアンのリーダーのうち数人が戦術を大幅に変更する必要性がある、と決めたのです。
元のプレアデス居留地を囲むドームの中で次元上昇したドラコニアン達は五次元存在となり、他にも次元上昇できるドラコニアンがいることに気づきました。この次元上昇したドラコニアン達は五次元の体を使い、意識を五次元まで拡大させ、私達から先に学んでいたドラコニアン達に加わりました。
この次元上昇したドラコニアンのグループは、死んだり意識を拡大させて高四次元に移ってきたドラコニアン戦士達を迎え入れました。知性・知識に基づいた次元上昇の道もありますが、その道では上限は低いと言えます。
無条件の愛の受け入れ方を十分に思い出せないためです。
しかし知性を使う道は彼らの意識を高四次元まで拡大しました。そこでは次元上昇した大勢のドラコニアン達が待っていました。一方、次元上昇したプレアデス人達はアルクトゥルス人とも繋がり、ドラコニアンに加勢しました。知性を使って次元上昇したり、死んだために意識が上昇した両サイドの戦士達の次元上昇プロセスを助けるためです。
皆が驚きました。次元上昇した他者支配のドラコニアン達は、内なるパワーの軍人たちも助けたのです。さらに、敵を許すことができた者は即座に意識が飛躍し、四次元へと移っていきました。悟りを得た者達が無条件の愛を「敵」に送ることができれば、彼らは世界の3Dマトリックスを解錠し、故郷の五次元表現を経験することができます。
銀河戦争で戦っていた両サイドは現実が少しずつ高四次元/五次元の扉口の表現となるのを経験しました。それにつれ、愛、平和、喜びは他者支配や「勇敢な戦士という名誉」よりも遥かに優れているということを彼らは発見しました。
おわかりでしょうか、他者支配軍が内なるパワーを見つけて意識を広げ、新しい世界へと知覚を広げていったように、内なるパワー軍は自分たちが憎んでいた敵の「他者をいつも支配したいという欲求」は自分達が戦いや殺戮行為に関わることで自分達の中に生みだしていることを発見したのです。このようにして戦争に対する情熱や栄光はやがて幻滅へと変わっていきました。「戦えば、相手と同じものになる」のです。
戦士は鬱のような状態になりましたが、高い周波数を持つ者達から見ると、戦士は実は輝く光、内なる愛に反応していました。この時点で他者支配軍と内なるパワー軍は一つのグループとなりました。次元上昇中、そして次元上昇した者達のグループです。
一つのグループとなり、彼らはハートを開いた戦士達と繋がって戦士達が受け入れることができる現実の中で最も高周波数の現実へと彼らが移行してゆく手助けをしました。このようにして、3Dマトリックスに囚われた人々は道を見つけ出し、無条件の愛のパワーを使ってマトリックスを解錠しました。おわかりでしょう、いかなる判断も下さない無条件の愛だけが恐怖ベースの現実という監獄を解錠することができるのです。
「じゃあ、私達が愛の中で生きていれば3Dマトリックスを解錠することができるってことね。」 サンディが囁いた。
「ああ、そうすれば僕達はいつでもここに来ることができるね。」 ジェイソンが微笑んだ。
アルクトゥルス人は振り返り、彼らの目を見つめて言った。「下に戻って、手放しなさい!」
サンディとジェイソンはとても驚いて瞬きをした。目を開けると、彼らはリビングルームに座っていた。