Wednesday, March 18, 2015

3:18:2015   ポータルを開くPART 4


ポータルを開くPART 4

2015年3月18日

翻訳:Mott さん

 

Opening The Portal 4

3-18-15


 
ポータルを開く パート4
 

認識

 

この暗闇が私を攻撃できるのは、私自身の内にある暗闇を通してのみだと理解したら、ちょうど適度な頃合いに、自分のことを分かろうとしていた間、対立はしばらく勢いを弱めていきました。ええ、私の方に分があったのです。暗闇よりも、私のほうが愛と知恵と力があったからです。ゆっくりと、私の心は人生にあったすべての美しい記憶を思

い出し始めました。私のハートは芯からそれらを愛していました。

 

その愛の力で、私は暗闇をも愛そうとする力と知恵を授かっていることが分かりました。それは私の一部だったのです。それまでずっと遮蔽(しゃへい)されてきた一部、それだけでなく完全な存在になるために、私にしても探究しなければならない一部だったのです。

 

喧嘩をふっかけようとしている怒りでものすごい形相をしたあらゆるモノたちに、私が心を開いて愛を送り始めると、あるモノは光から向きを変え、獲物を失ってしまった野獣のように拗(す)ねて去っていきました。他のモノたちは光を受容し、高次元へと昇っていきました。そのモノたちが上昇すると、私も上昇していきました。

 

やがて私は高次のアストラル次元にいました。妖精たち、地の精たち、そして小人たちが歓迎してくれ、私の勝利を祝ってくれました。彼らに案内されて高位アストラル面の美しい緑の広場を通っていくと、いたるところに、春のオーラを纏った美の精たちがいました。認識できたモノもいましたが、会ったこともなかったモノもいました。

 

メンタル面へと進んでいった私は、あらゆる思考や感情はすぐにでも露呈してしまうことを知っていたので、うかつにそれらが現れないよう注意しました。やがて私は、自分がカジュアル面にアクセスするポータルにいることに気づきました。私に会うために地球という惑星で転生した生命体がことごとく足早にやってきて、離れていったエネルギーが戻ってきているのだと私に思い起こさせるのでした。

 

次にスピリチュアル面へと旅した私は、創造主から私という存在が個別化された瞬間に立ち会いました。それは永遠に創造のかけらであることを私は悟りました。それから私は大いなる空(くう)へと歩を進めました。すべてが完全に真っ暗でしたが、五次元に至る回廊を探していくうちに、最後にはそれを発見しました。

 

回廊に入っていくと、自分の周りでそれが揺れ動いているのを感じました。五次元閾(いき)のガーディアンの顔を見た私は、丈の高い緑の草の上に横たわりました。残っている旅を続けていく勇気を奮い起こすため、「無時空」の内側で休息しなければならないと思ったのです。私はどうして疲れてしまったのでしょう?  それは私がこの初めての旅を一人でしていたからでしょうか?  そんなわけで圧倒的なまでに孤独だと感じてしまったのでしょうか?

 

ガーディアンは私の質問に微笑み、私と同じ旅をしている小さな集団のところに案内しました。ある者は夜間に活動する身体であり、ある者は私のように瞑想をしている存在であり、そしてある者は中間生の狭間(はざま)にあってより大きな自身を見つける経過にあることが私には分かりました。しかし、この愛すべき集団と共にいても、私の孤独な思いは消えませんでした。

 

私は言い訳をしてその集団から離れ、あたりをぶらつき始めました。高次元世界でぶらつくのは、思念や感情に沿って現実が絶え間なくシフトしていく物理次元界をぶらつくのとはかなり違います。誰か女性が呼んでいる「気がした」と思ったら、ある愛らしい女性が私のもとにやってきました。彼女は私を、反対側の端に滝が流れている、とある美しい池に連れていきました。その時でさえ、私の孤独な思いははっきりしないままでした。実のところ、さらに一層熾烈なものになっていました。

 

案内人は微笑み、手招きをしてその池を覗きこむようにと言いました。そうすると、何かが、あるいは人だったか、ちょうど私の視線の向こうでチラチラするのが見えたので、後を追わざるを得ない気持ちになりました。深く考えもしないで、私は池に飛び込み、その影を追って泳ぎました。滝が呼んだような気がしたので、その呼び声を追ったのです。

 

水たまりは深くはなく、滝は何層もの岩の上に流れ落ちていました。これらの岩の上に立ってまっすぐ滝の中へと歩いていけることが分かりました。水に顔を清められ視界がはっきりしてきたとき、私は見たのです。目の前に立っている、私を補完するモノとして神がつくってくださった対を成す誉(ほまれ)を。私たちがお互いを受諾し1つになったとき、それまでの孤独な気持はすっかり消えていました。

 

「どうして君のことを忘れたりできるものか?」私は叫びました。

 

「私はあなたのことを忘れていなかったわ」、私たちの心の中の深いところから、彼女は答えました。

 

私はもう独りではありませんでした。完全な者になったのです。今こそアークトゥルス星への渦を探す準備ができたのです。私はずっと以前に父から教えられていた光のネットワークに調音しました。光のフィールドが自身の内と周囲に鳴り渡っているのを私は感じました。

 

注意を自分の第三の目に集中したとき、私は2本の垂直に光る線と2本の水平に光る線が交差して、小さな正方形を形づくるのを見ました。心の中の指示に応えて、私は間にある空間の奥深くを凝視しました。ゆっくりと、渦がはるか遠くへと逸(そ)れていきました。それが私に近づいてくると、私もそれに接近していき、私は自分がますます強くスピンする渦の中に引っ張り込まれていることが分かりました。

 

渦は私のまわりをグルグルと旋回し、上にいき、下にいき、そして突き抜けていきました。私が渦の内にいて、渦が私の内にいたりしました。そうしたら、離れた無空に、父の顔が見えたのです。私は再会の強烈な歓びで胸がいっぱいになりました。私たちはその渦の無時間のなかで永遠とも思える間抱き合っていました。

 

「息子や、私はお前をとても誇りに思うよ。自分ひとりの力で私のところにやってきたのだからな。これでお前は完璧な者となった。お前が成し遂げたことに頭が下がるよ」、そう言って父はほんとうに私に向かって腰をかがめました。

 

父は簡単にほめ言葉を言ったりする人ではなかったので、気恥かしさと名誉な気持ちで私は胸があつくなりました。父に弟妹たちのことを聞きたかったのですが、彼は手を振ってこう言いました。

 

「最初に私と一緒にアークトゥルス星へ来てくれ。そこにいったら、お前が疑問に思っていることすべてに答えてもらえると思うよ。息子よ、今こそお前のメルカバに点火するのだ。お前ももちろん2重にダブった四面体が多次元体の六芒星を成すのを覚えているはずだ」

 

私は心の中のメルカバを見つけ、意識してその中に足を踏み入れると、それは私の全身を包みこみ、私たちは一瞬のうちにアークトゥルス星にいました。

 

私の弟妹たちがいて、私に挨拶しました。私たちはお互いをこれでもかというほどきつく抱きあい一体となりました。やがて、父についてくるようにと声をかけられた私たちは、仲間入りの儀式をする神殿に入っていきました。アークトゥルス星上の旅は多次元の経験で、思考と感情のすべてを統一された目的に集中させなければならないのです。 

 

以前はいつも、父は自身のエネルギーで私たちを囲って行く先々を監視したりしていましたが、私たちが成熟してしまった今は、めいめいの道を歩ませるようになりました。私は弟妹たちがどんなふうに過ごしてきたのか聞きたくてたまりませんでしたが、アークトゥルス星の初めての単独旅行に集中する必要がありました。仲間入りの儀式をする神殿がそろそろと私たちの目の前に立ち上ってきました。それはどんな世俗的な言葉を弄(ろう)しても語れないほど美しいものでした。

 

以前にそこに連れてこられたことは一度もありませんでしたから、その壮大さに私たちは全員畏怖の念を覚えました。巨大な黄金のドアが開いて私たちを迎えてくれ、未知の物質で造られたきらびやかな通路が私たちの行く先を示しました。ちょうど戸口の内側で、弟妹たちのアークトゥルス星の父たちが待っていました。彼らは手振りして、エスコートなしで前に進むようにと言いました。

 

「これはお前たちの栄光なのだ」、と彼らは声をそろえて述べました。

 

きらびやかな通路に沿って、私たち4人はワン(絶対的なもの)の祭壇のところまで進みました。巨(おお)きな光の存在が玉座に座し、私たちに前に進むようにと声をかけました。私たちが彼 / 彼女の前にひざまずくと、その方は私たちめいめいの頭に光の覆いをかけました。その瞬間、私たちの波動は速度を増し、部屋の明かりが弱くなったかと思ったら私たちはいなくなっていました。

 

私たちがどこに行ったのかとか、そしてそこで何を学んだのかなどということは、経験するだけで語られるべきものではないでしょう。でも、戻ってきたとき、私たちは自分たちのミッションを遂行するために、地球に戻っていく心づもりができていました。私たちが旅で教えられたのは、奉仕を完了してそれぞれの故国へと戻る準備ができたマヤ族たちのために、次元上昇のポータルを開くことになっているということでした。

 

マヤ族が勢力を誇示できる時は終わろうとしていました。私が侵略者たちの姿を夢の中で見てから長い時間が経ったように思えました。侵略者はやってきて、暗号を使って隠されたかあるいは秘蔵されたりしたもの以外は、消滅してしまう宿命なのでした。私たちが戻っていく時がきたのです。地球には、備えなければならないことがたくさんありました。

 

神殿での生活に戻る

 

神殿の生活に戻ったとき、すべての勝手が違っていました。私たちは心の中のあらゆる闇に直面し、そしていかなる形の闇も手が届かなくなるところまで意識を拡げていっていたからです。闇を否定的には全く捉えませんでした。あらゆるものには目的があるからです。三次元世界のどのサイクルもやがては終末に向かわねばなりません。それはマヤ人たちにとっても同じです。

 

私たちは闇のワンたちを、無視したりもしなければじかに向き合うこともしませんでした。なぜならば、闇に対峙することは、単にワンがその中に引っ張りこまれるよう緊密に連携させるだけだからです。もし私たちが努力しているところに誰かが敢えて介在するようなことをしたら、彼らが三次元的な知覚力で認識する以上に、私たちは己の波動を上げるだけでよかったのです。

 

ついに私たちの準備が整いました。時は近づいていました。遠視能力を使って視ると、征服者たちが私たちのマヤの故郷に向かって航海していました。私はルネクサと養母に思いを馳せました。故郷に戻って高次の自己へとたちかえるよう呼びかける沈黙の声を、彼女たちが聞いてくれないものかと思いました。

 

ホープナカニアと私がポータルを開けることになっていました。リアテュニカとヘグステオメンはそのポ-タルを開けたままにして、最後にそこを通ってくることになっていました。私たちの仕事が回廊を開けることならば、それを閉めるのが彼らの仕事でした。

 

私たちの誰一人として、三次元世界の都市でどんな過ごし方をしてきたのか、話したことはありませんでした。それは私たちが守ってきた唯一の秘密でした。彼らがどんなふうにしてアークトゥルス星へたどり着いたのかとか、彼らも都市で私のように、困難ではあっても素晴らしい時間を過ごしていたのかどうかなどということすら分かりませんでした。ホープナカニアも愛を経験したことがあったと私は思います。というのは、彼女には、あのおなじみの、失恋の琴線を打ち鳴らすような雰囲気があったからです。

 

とうとう、私たちの儀式の当日になりました。何度も何度も練習してきたので、自分たちがやるべき役割には自信がありました。私たちは7日7晩の間、沈黙の合図を送っていました。それは儀式の日々のたけなわのことだったので、闇の者たちも私たちの意図に疑いの目を向けたりしませんでした。儀式用の衣装を身に着けた私たち4人は、最も神聖なピラミッドの最頂点へと13段ある階段を上っていきました。

 

ホープナカニアと私が前を進み、ヘグステオメンとリアテュニカは私たちの後につづきました。一段一段昇っていくごとに、私たちの波動はますます高くなっていき、祭壇にたどりついたときには、ほとんど三次元の肉体のまま足が地についていませんでした。私たちが闇の者たちの視界から消えていくと、彼らの多くが混乱しているのが感じられました。しかしながら、私たちが見えなくなってしまったことを認めるのは、彼らのプライドが許しませんでした。

 

ホープナカニアと私は以前に何度も睦みあったことがありましたが、今回は違ったものになるはずでした。私たち自身のためではなく、覚醒したマヤの人たちのための愛の交歓であるべきだったのです。神官たちが私たちの周りで神聖なるサン‐ケィンの名前を唱えている間、私たちは儀式を始めました。声明(しょうみょう)がますます大きくなっていくにつれて、私たちの精神的 / 性的エネルギーも高揚していき、脊椎をとおって私たちの男性エネルギーと女性エネルギーは一つに溶け合いました。

 

昇る太陽の最初の光線が私たちのいた祭壇に達したまさにその瞬間、私たちはこれら全てのエネルギーを自分たちの一つにした心に引きつけ、それをサン・ケインに引き渡しました。するとただちに 5 次元へのポータルが開きました。ホープナカニアがそのポータルを開けている間に、4人は再び2人ずつ2チーム に分かれました。弟妹がポータルをしっかりとつかんで開けている間、私たちは多くの人たちがそこを通っていく手助けをしました。

 

寺院や街での暮らしをとおして出会ったたくさんの見知った顔がありました。ええ、その中には私の子を身ごもったルネクサとその家族もいました。そのときには私の養い母も彼女の家族に含まれていました。どの人も、ポータルを通過していく間にそれまで纏っていた三次元的な身体を脱ぎ捨てて、彼らの本当の姿であるライトボディへと拡大していました。

 

ルネクサの子と私は、子供の母親にぴったりと抱き寄せられた小さな光の存在となりました。私は微笑みながら、その子は亡くなった愛しい姉妹の生まれ変わりだと悟りました。ようやく、声なき叫びに応えうるものがポータルを通過してやってきたのです。弟妹が渦のなかへと入ってきて、背後のポータルを閉めました。私たちは使命を完了したのでした !

 

あなたの憶(おも)い出となって励ましてくれるよう、私は今あなたにこのメッセージを贈ります。なぜならば、私たちが完了したミッションは、あなたにとっては始まろうとしているところだからです!

 

親愛なる読者の皆さん、私はこの物語を何年も前に受け取りました。しかし、それを共有するのが当を得ていると思ったことはありませんでした。嬉しいことに、それを分けあってもいい時が今やってきたのです。

 

あなたが今まで何年もの間知っていたのにシェアできなかったようなこととは何でしょう? (もしあったら)共有してください。

 

とりあえず素晴らしい物語を分けあっていただけることに対して感謝します。

 

スー

 

翻訳:Mott

Tuesday, March 17, 2015

3:17:2015 ポータルを開く-パート3 愛を見つける


ポータルを開く-パート3 愛を見つける

2015年3月17日

 

OPENING THE PORTAL -- Part 3 Finding Love

 

翻訳:Mott さん

 

パート3

愛を見つける

 

その美しい女性の眼は甘く澄んでいて、その眼はまっすぐに私の心を覗きこみました。彼女の凝視に抵抗する術(すべ)もなく、私はもう一度スタンドを開きました。要りようのものを買った彼女は踵(きびす)を返して立ち去ろうとしました。

 

「待って」、私は彼女に声をかけました。「まだ行かないでください。戸締りをさせてください。そして、あなたを家まで送らせてください。暗くなりかけているし、貴女のようにきれいな女性が一人で歩くのは危険です」

 

「あなたと一緒だったら安全だなんて、どうして分かるの?」、深い色をした茶色の眼をキラキラさせながら彼女は尋ねました。

 

「なぜって、私は王族出身だから。もちろん、私と一緒にいたら安全ですよ」

 

私は自分が言った言葉にショックを受け恥ずかしくなりました。心の中で長いこと忘れていた記憶がうごめきだしたのでした。それは別の子どもの顔でした。ええ、私たちが束縛から解き放ってやった、姉妹の顔だったのです。私は自分の前に立つその女性を見ました。

 

三次元世界の探検を無事切り抜けることができていたとして、私の姉妹は彼女のような顔つきをしていたものでしょうか? その時、私の心にまるで稲妻が落ちたかのように、私は思い出したのでした。すべてを思い出したわけではありませんでしたが、霧が引き始め、私は心の端っこにほうっておかれたままになっている清らかなビジョンを見ました。

 

私はその女性を見上げました。どのぐらいそんな回想に耽ったまま凝視していたものでしょうか? 彼女は心配そうな表情を浮かべましたが、私が言ったことに水を差すような言葉は発しませんでした。

 

「では君主様、私を家まで送ってください」 私のことをほぼ信じているかのように、彼女は暖かく微笑みました。

 

私たちが街の端にある彼女の家まで歩いていく間、彼女は明るい調子で自分の暮らしぶりを語りました。彼女の家族はこの街にやってきたばかりでした。とても貧しかったので、ましな暮らしを求めてこなければならなかったのです。彼女の父母と弟妹たちは、消息が分からないでいた友がもどってきたみたいに私を迎えてくれました。

 

それから、私たちは名前の交換さえしていなかったことに気付きました。歩き出した瞬間からとても気分がよかったので、名乗りあうことさえ不必要に思えたのでした。彼女の名前はルネクサといいました。私が彼女を愛し始めたのは、その最初の日からだったと思います。

 

ルネクサが私のところに昼の食事を運んで一緒に食べるようになったので、買い物を一日の終わりにするようにした彼女を送って、私は歩いて家まで送っていくようになりました。もしブースの中に何か残り物があったら、私はそれを彼女の家族のところに持っていきました。私の母は、初めてルネクサに会ったとき、彼女を優しく抱きしめました。この女性が私を救ってくれる人だと分かったのです。

 

記憶が戻り始めたので、私はルネクサに、不思議だと思われていた人物は本当は私自身だったということを継続的に語りました。その話を気に入って、彼女は毎日のようにもっと語ってくれとせがみました。私はあらゆること、もちろんマヤの教義を除いてですが、彼女に話しました。彼女と愛の契りを結ぶようになったのはそれからまもなくのことでした。

 

それはホープナカニアとの交わりとはとても違ったものでした。ルネクサとの関係は、甘く愛にあふれ、地に根をおろすような感覚がありました。毎回私たちはオーガズムに達し、共に地中深くに降りていくのでした。私たちは地下深くまで根をはりめぐらしている二本の木のようでした。私は彼女が妊娠しないですむような薬草を探そうとしましたが、彼女は私の子が欲しいと言いました。

 

「でも僕は君を妻に迎えることはできないのだ。じきに去らないといけないので」

 

「私たちはまた会えるわ」彼女は決まってそう答えました。

 


 

その街での私の役目は終わりに近づいていました。私は去りかねている自分を知って驚きました。静かで素朴なやりかたで私はルネクサを愛するようになっていたのです。自分の一部のように感じていたホープナカニアとの関係と違って、ルネクサに対する私の愛は、木がその根を愛するようでもあり、植物が花を愛するのとも似ていました。そんな私がどうやって彼女の元を去れましょう?

 

彼女が私の命を救ってくれたのです! 彼女を見捨てるなんて私にできるでしょうか? でも目的を断念することはできるのか? 私は自分の目的がどんなものか分からなくなりました。三次元の生活を愛でることを教えてくれたのはルネクサでした。今それを、私は永遠にあきらめなければならないのです。彼女を置いて去らねばならないのです!

 

私はドンドン気が散るようになっていきました。私たちの交わりは命がけといえるほど情熱を帯びたものとなり、やがてあるとき、私たちは地下深くに潜行していくのではなく、ホープナカニアと交わったときのように、高次元に昇っていきました。私は翼を持った天使となった彼女に気づき、彼女は別世界から来た神を私に見ました。私たちがやがて地球に戻ってきたとき、彼女は深淵な面(おも)をたたえて私の眼をのぞきこみました。

 

「もう立ち去る時ですよ。また会いましょう。行ってちょうだい、愛しい人よ、私にまだあなたを見送る気力があるうちに」



 

「残ろうとする私を、彼女はそうさせまいとしました。彼女は文字通り私を押して離れさせるのでした。私は泣いている自分に気がつきました。彼女も泣いていました。

 

「国に戻って!」彼女は叫びました。「私に同じことを言わせないで」

 

それから私の愛するルネクサは、踵を返し、走って私の元を去りました。私の身体のどの筋肉も彼女を追いたいと願いました。しかし、いつもそうだったように、彼女は正しかったのです。1週間も前に私がいるべき6か月は終わっていたのです。のろのろとした足取りで家に戻った私は、養母にサヨナラのキスをしました。私には大事に取っておいた形見の品がありました。

 

「半分はルネクサにあげて、残りの半分は貴女が持っていてください。これまで私を見守ってくれたように、どうか彼女を見守ってください。私は行かないといけません」

 

いつものように、母は何も聞きませんでした。彼女は理解していたのです。私は踵を返し、大好きになっていった小さな小屋に母を残して立ち去りました。

 

「私は三日三晩待ちましたが、それでも弟妹たちとは落ち合えませんでした。たぶん私がそうだったように彼らも忘れてしまったのです。彼らは私のように、世話をしてくれたり、よすがとなるような人に出会う幸運に出くわさなかったのです。もしかしたら死んでしまったのかもしれません。

 

私は心の中で、子供時代にしたように彼らを捜しました。子供のころ私たちは、かくれんぼうのようなものをして遊んだものですが、私たちの場合は心の中で鬼を捜すのでした。自分たちの心の中でだけお互いを見つけてもいいというのがルールでした。隠れ場所に行くチャンスが1回でも、私たちはとてもうまく隠れとおせたのです。

 

どんなに遠く離れていても、私たちは毎回お互いを発見しコンタクトをとることができました。この遊びを始めたのは、私たちの姉妹が解き放たれた後のことです。彼女はなんて勇敢な子だったか。私に記憶させていたのは彼女のビジョンでした。私はしょっちゅう、ルネクサは彼女の輪廻転生した姿なのではないかと考えたりしました。もしそうだったら、たぶん彼女も他の子たちを見つけて彼らを助けてやることだってできるはずでした。

 

別の一日が過ぎても、まだ彼らの兆候はありませんでした。たぶん彼らは既にそこにきて立ち去ってしまったのかもしれません。私の来るのが遅かったのです。でも、もし彼らを連れずに私が神殿に行ったとしても、彼らはひょっとしてここで待っていてくれるかもしれません。私は決断できずに氷のようになっていました。私はアルクトゥルス人の父に呼びかけて彼の助言を求めようと思いました。

 

これまではいつだって、私が心の中でちょっと呼びかけるだけで、彼は目の前に現れるか想念の中に姿を見せてくれました。しかし、今回は違ったのです。何度も何度も彼に呼びかけたのに、なんの反応もありませんでした。どうしてしまったのでしょう? 私が波動をあまりにも下げてしまったので家族と連絡が取れなくなってしまったのでしょうか? 私はどうやって彼らに呼びかけたらいいのか忘れてしまったのでしょうか?

 


 

おそらくそれで弟妹たちを見つけられなくなったのです。絶望と恐れが私のなかで上昇し始めようとしていたのです。自分の感情の思うままにさせたらもう二度と父にコンタクトを取れなくなることが私には分かっていました。何度も何度も試しましたが、返答はありません。とうとう私は、父を探しにアルクトゥルス星まで旅しなければならないと決心しました。

 

心の中で故国へ行くようにするには、7番目のオクターブのなかに波動を上げてやるため、長いあいだ瞑想しなければならないことを私は分かっていました。私はそれまで1人でアルクトゥルス星に行ったことはありませんでした。いつも父と一緒に行くか、あるいはホープナカニアと性的交わりを持っている間に行ったりしていたのです。他の人たちの助けなしで、私はそんなに高く波動を上げることができるでしょうか?

 

疑念と恐れをつくりだすだけなので、私はそんな迷いをじっくりと吟味しないことにしました。大きな木の湾曲した部分に、私たちがジャングルで生活していたころしょっちゅう使っていたようなお気に入りの瞑想場所を見つけました。この場所ならば、以前にもいつもそうだったように、平和で冷静な気持ちになれるのではと期待したのですが、そうはなりませんでした。理性が閉ざされ、心は空っぽでした。何か月も瞑想していなかったので、やり方を忘れてしまっていたのでした。

 

ネガティブさ、怒り、恐れが、あの高い部分にいた私を締め出したのです。波動を上げようと何度も試みましたが、うまくいきませんでした。両眼がパッと開きました。それまでずっと安全に私を護ってくれていた周囲の世界は、うっそうと茂る脅迫的な密林になっていました。

 

 憤怒に駆られて大きな石をつかむと、私は目の前の地面をたたき始めました。穴ができました。私はもっともっと、前よりも激しくガンガン叩きつづけました。穴はますます大きくなっていきましたが、ついに、疲れ果てた私は木に背中を横たえました。そして両眼を閉じました。

 

すると私はあの同じ穴を見たのです。ただ、それは私の心の中にありました。穴はその中に入ってくるよう私に呼びかけました。暗くて不吉な感じの声でしたが、それは私の意識から去ろうとしません。私は自分自身の深淵に降りていく必要があったのです。穴の中に入り、曲がりくねった経路に沿って、自分の心のなかの苦悩に満ちた核深くまで下っていかなければならなかったのです。

 

三次元世界に関わる人生のたくさんのイメージと感情が、私の前で、そして私の中でぐるぐると旋回し、私の旅を邪魔しました。もしこうした気を散らすものに注意を向けたら、それらの汚辱に足を掬(すく)われてしまうことを私は覚えていました。その穴は私の精神に深い、深い傷を穿(うが)ちました。本当のことを言うと、私の肉体をも損(そこ)ねたのでした。

 

私は自分の肉体の細胞組織のなかに旅していることを認識し始めました。より深く旅していくと、あらゆるものが小さくなっていきました。私はもはや三次元的存在ではなくなり、二次元的なものになり、それから一次元の小さなしみになりました。

 

「そしてそれからすべてが停止し、私は自分自身の壁に直面しました。その壁を突き破る必要がありました。それに停止させられることなんてできません。自分はそれよりもっと、より大きい存在なのだということを私は知っていました。自分の信念を梃(てこ)にしてその壁を押し抜けると、私は遠く離れた外宇宙に出てきたことが分かりました。自分のまわりに星々が見えたのです。

 

「私は光だ!」 高揚して私は叫びました。「私は光だ、そして私はONEにつながる者だ!」

 

 

私は再びその長い穴の中に戻っていき、自分自身のあらゆる細胞や原子にそのメッセージを流布してまわりました。

 

「私は光だ! 私はONEにつながる者だ!」

 

私はそのメッセージを自身の肉体のあらゆる部分にしみこませました。分離などというものは全くないのです。私たちはすべて、「ONEにつながる」者なのです。壮大なものも卑小なものも関係ありません。暗黒などというものは錯覚です。苦痛も錯覚です。孤独も錯覚です。分離は錯覚なのです!

 

私は自身の呼吸に意識を集中しました。すると私の精神はこの上もなく、すべての生命に対する無条件の愛と統一に満ちていました。この拡がった自覚をゆっくりと自分の頭まで上げてやり、光の束を送って脊柱に下ろし、そして地球に在る自分自身へとアンカーさせました。私の存在が放っているエネルギーが増すのに合わせて、周囲の木も反響するのが感じられました。私は太古から守ってくれている木に感謝しました。それをどんなに必要としていたか私はちょっとでも知っていたでしょうか?

 

はじめ、この瞑想は私が人生をとおして経験してきた多くの瞑想と大いに似ていました。外面的な世界は消えてなくなり、人生にまつわる錯覚はすべて、街への旅ですらも、私から消え始めました。しかし、そのとき突然、私はそれまで経験したなかでも最も恐ろしい暗黒の場所に自分がいることに気がつきました。

 

私が認識できた唯一のことは、初めて市場へ向かった途中で目撃した殺人でした。腹をたてた、貧しい幽霊たちと幽界の霊たちが、私を引っ張って、彼らのねぐらへと誘いました。太陽の影響を受けやすい私の網状組織は焼けつくように熱く、私は縋(すが)ろうとして、伸ばした手で木をつかみました。ですが、敵は肉体を持っていません。私の敵は、三次元世界の霊たちの監獄である、低アストラル・プレーンにいる連中でした。

 

こんなことは未だかつて経験したこともありませんでした。それまでずっと、私は物質世界の否定的な側面から常に守られてきました。ゆえに、経験不足もあって、内面世界のこの空間は通り過ぎてしまっていたのです。このような世界が存在する可能性を認識させてくれそうな経験さえ、私は人生でしたことがなかったのでした。

 

今、私はそのような体験をしていたのでした。そしてそれらは皆、私が過去に経験し観察もしてきたあらゆる否定的な思考と不愉快な感情を伴って、さっと私の心のなかを通り過ぎていきました。私は気分が悪くなり、このひどい場所から出て来たいと思いました。しかしながら、自分の恐れる気持ちが追い込まれて、高次元から永久に締め出されてしまうようなことをさせてはならないと分かっていました。

 

彼らが私たちに街に住んで欲しかったのは、こういう経験をしてもらいたかったからに違いありません。ミッションを履行するために、私たちは自分たちの一番暗い部分を経験しなければならないのです。でも、私は自分のミッションが何なのかさえ分かっていませんでした。それでも、ミッションのことを考えて勇気が湧いてきた私は、暗黒との闘いに踏み出しました。

 

しかし暗黒と闘っている間、それが無限にあることに気がつきました。というのは、その一部でも征服すると、その代替物がもっと現れてきたからです。闘いに負けた私は、自分の真髄が徐々に抜き取られていく感じがしました。暗黒が私の光を盗んでいたのです。

 

でも待て! 私は以前になぜこの暗黒を体験してこなかったのか自分自身に気づかせねばなりませんでした。そうなのです、それは私が自分の人生にも暗黒が存在することを知らなかったからなのです。この暗黒は、私自身の内部にある暗黒をとおしてのみ、私を攻撃できたのです。

 

 

私はなぜ、以前にこの暗黒を体験してこなかったのか自分自身に気づかせねばなりませんでした。

 

そうなのです、それは私が自分の人生にも暗黒が存在することを知らなかったからなのです。

 

この暗黒は、私自身の内部にある暗黒をとおしてのみ、私を攻撃できたのです。

 

祝福を

 

あなたのイニシエーションはどんなふうに進んでいますか? 私の場合は、驚くほど素敵にいっていたかと思うと、突然その反対になり、もっと素早く(意図が)明確になります。でも今でも私は疲労に陥り、続いて劇的な状況がやってきます。

 

どうぞシェアしてください :-)

 

翻訳: Mott

Saturday, March 14, 2015

3:14:2015  ポータルを開く パート1

 
ポータルを開く パート1

2015年3月14日
 
翻訳:Mottさん

 

Opening the Portal
3-14-15
http://www.suzanneliephd.blogspot.co.uk/2015/03/arcturian-corridor-launch-party.html

 

ポータルを開く


パート1

 

わたしの名前はテュテナッカといい、神聖マヤの神官です。今日私があなたに話すことは、西暦1995年の現在よりも520年ぐらい(あなたがたの数えかただと)前に存在した私の人生のミッションについてです。今あなたにそれを話すことが適切だと思うのは、私が自分の時間枠で果たす貢献は、あなたがあなたの時間枠で果たすものと違ってなくもないからです。私たちの霊性は、六次元意識の統一をとおして連続的に三次元の時空に流れています。

 

子供時代

 

まず私の成人初期のころから話しましょう。私は人民のために果たさなくてはならない特別な運命を持って選別された者でした。私が肉体をもって生まれてくる兆候を、神官たちは何年も待っていたのです。ようやっと兆しがつぎつぎとみえてきました。母船がやって来て、天の息子たちは地球の娘たちを選び、私と、それから私と共に旅する者たちが受胎する手はずを整えました。女性たちがそれぞれ子を孕むと、母船は空に戻っていきました。

 

三次元の女性が六次元の男性と夫婦になって子供を授かるのはとても大変なことです。男性は大きな危険を覚悟して波動を下げなければなりませんでした。女性のほうも、波動を上げるために純潔を保ち、何年もの間心を無の状態にしていなければなりませんでした。それがうまくいった暁には、三次元、四次元、そして五次元にさえも同時に楽々と存在できる子供が生まれてきます。私と仲間の三人はこのようにして生まれてきて成人まで成長しました。

 

私たちは人生の大半を神殿の境界内で過ごしました。こういうと厳しい人生のように聞こえるかもしれないですが、私たちは内なる世界を容易に旅することができたので、その代償は決して大きいものではありませんでした。さらに、定期的に父たちが来て、私たちをアルクトゥルス母船に連れていってくれました。いいですか、アルクトゥルス人の父たちがこの使命のために選ばれたのは、アルクトゥルス人というのはスター・ゲート界から立ち上がってきたからなのです。

 

たとえばスター・ゲート界では、牛飼い座の領域にいて次元の違うたくさんの世界にアクセスすることが可能です。アルクトゥルス星もその天空にあります。私たちの父たちは実際、地球を離れ宇宙を旅している間、五次元よりも高い次元で機能していました。でも、地球に来ると、彼らは自らを五次元のライトボデイに限定しなければなりませんでした。

 

私たち4人は、父たちからメッセージを受け取るといつも嬉しかったです。大切な教えをたくさん与えてくれましたから。私たちはテレパシーと感情移入にとても長(た)けていたので、父たちとはそれを使って意思の疎通を図りました。実のところ、三次元的なものから切り離された生活を送れることはかなり喜ばしいことでした。というのも、制限のない思いや感情が絶えず私たちの心の中にまぎれこんできたりしたからです。

 

私たちの仲間はもう1人いたのですが、彼女は高次元に対してとても心を開いていたので、三次元の殻に収まったまま機能することができませんでした。彼女は他の人たちから狂人とみなされるようになりました。実際は、高次元世界からしたら彼女はかなり正気だったのです。彼女の三次元の身体は、そのうちに、感情が大荒れして病気になってしまいました。

 

私たちは、彼女を閉じ込めている肉体から解き放して、痛みを伴う制限から自由にしてやってくれと神官たちに頼みましたが、彼らは自分たちの「実験」の1つを終結したくありませんでした。取り成してくれたのは父たちです。彼らは彼女を高次の身体に開放して、アルクトゥルスの母船に連れ帰りました。

 

父たちは私たちをしばしば金星に連れていきました。金星の生命体の波動は五次元と六次元です。地球では監視がいつも私たちを取り囲んでいましたが、金星では本来の自分にかえって自由に走りまわれたので、私たちはいたくそこが気に入りました。実をいえば、私は他のどこよりも金星を故郷のように思っていました。

 

アルクトゥルス星が父たちの「本国」でしたが、そこに行くと、私たちは彼らやその家族と一緒に過ごしました。そこにいると少々「実験体」のような感じがしたのは、私が「交配種」だったためです。アルクトゥルス星人である私の父には、私がいつも除け者にされているような気になった別の連れ合いと子供たちがいました。私に対して彼らが不親切だったというわけではありません。というよりは、彼らの生活に私は含まれておらず、私はいつも客人のような感じがしていました。

 

金星には、地球に逗留後にそこで休息して健康を回復している多くの「交配種」と地球人たちがいました。父たちが金星に私たちを連れていくのは、アルクトゥルス星とか母船に連れていくよりもっと多かったです。私たちを地球に迎えに来て金星に連れて行き、たくさんの友人たちと共にそこに残して、また使命を遂行するために地球に戻っていくのでした。

 

幸いにも、私たちはじきに高次意識を使って金星に旅するやり方を学びました。金星の友だちは高次の身体に入った私たちを認識できたので、私たちは自由に訪ねていって遊びました。地球は単に私たちの使命を果たす場でしかありませんでしたが、あなたたちの惑星にも、セレナスニアのような友人は何人かできました。セレナスニアは私たちの母親のような存在で、大いなる愛をもって私たちの世話を焼いてくれました。三次元の殻になじめるよう、私たちは生後2年間だけは出産してくれた母たちと過ごしました。

 

しかしながら、三次元になじみ過ぎると自分たちが所有するパワーを忘れてしまうのではないかと神官たちが心配したので、2歳になると、私たちはセレナスニアの庇護におかれました。セレナスニアが私たちの母親代わりとして選ばれたのは、彼女は両方の世界で生きることができたからです。セレナスニアは金星人でした。で、彼女が私たちに心の中で金星に旅するやり方を教えてくれたのです。     

 

私たちが地球の母たちに会うのは特別な祝日だけでした。彼女たち全員が夫を持ち私たち以外の子供ができたので、父たちの生活で疎外感を味わったように、母たちの生活の場でも取り残されたように感じ始めました。ホープナカニアは彼女の母親のアシャスカニアに深い絆を感じていました。アシャスカニアは、結婚することもなく他の子供もできませんでした。実を言うと、ホープナカニアは二番目の母親というだけでなく、私たち全員にとって特別な友人となりました。

 

ホープナカニアは、彼女の母親を私たちと共有できてとても喜びました。私たち全員が血を分けた肉親のように感じていたからです。2歳のときからしょっちゅう一緒に過ごしていたので、お互いにとても近しく思っていたのです。私たちの面倒をみてくれた二人の女性以外に、もう1人私たちが親密にしていた地球人がいました。彼の名前はサカトュクネオンといいました。

 

サカトュクネオンは私たちの召使いになるはずの存在だったのですが、彼の人目につかない智慧は、頑なで尊大な神官たちのそれをはるかに凌ぐものがありました。私たちがトランジションする前に、じつは彼はアセンションした存在で、私たちの手助けとなる人物となるべく現れたのだということが分かりました。父たちも私たちにとって近しい存在でしたが、彼らとは母船か金星で会うことを好みました。そこだと彼らと同じ世界の一員であるように感じられました。

 

私たちの愛する姉妹が地球の殻のまま亡くなったとき、同じ憂き目にあうのではないかと誰もが心を痛め、私たちはなお一層三次元的なものを忌避するようになりました。何人かの神官のオーラには、怒りや欲や恐れのようなものが微妙にみられました。私たちがこのことを父たちに話すと、彼らは慎重に図って私たちが3人の神官だけに接するように制限してくれました。父たちは、私たちが三次元の神官たちのなかに敵を作らないですむようもっともらしい理由を考えてくれました。

 

悟りを開いた神官たちの間では、彼らの内に多くの悟り切れていない者がいることは知られていました。彼らはまた、この事実がやがて彼らの帝国の終焉につながる兆候(しるし)となることも知っていました。心を捧げることが堕落して実際的に身体器官を除去するようになり、最も高潔な市民をいけにえとして捧げるというよりはむしろ敵を捧げるようなものにと変質していったのです。

 

私たちが「父なる神官」と呼んでいた3人のマヤの神官たちは、私たちの教師でした。彼らの名前はラックス、アック、そしてカーンといいましたが、口語で「ラックスアックカーン」と言うと、真実の3つの本質ということを意味していました。ラックスは人間の愛の見本であり、アックは知恵、そしてカーンは力を表していました。これら3人が私たちの先生だったのです。

 

彼らは己に対しても相互的にも完全に調和がとれていたので、お互いが口にする言葉を補って話し、完全に統一のとれた声で調和し、1つの意識を成してことにあたったりしていました。それでいながら、彼らは個人としても完璧でした。彼らの能力を知っていた神官たちはわずかでした。もし腹黒い者たち(悟りを開いていない神官たち)が彼らの結束した能力を知ったら、間違いなく彼らに危害を加えたことでしょう。

 

私たちがテレパシーで「ラックス・アック・カーン」と父なる神官たちに呼びかけると、私たちが話している相手が答えている間、他の人たちは耳を傾け、必要なときにはその答に付け足して言ったりしました。ラックス・アック・カーンは私たちに神聖な儀式とマヤの歴史を教えているのだと聖職者は思っていました。それ以上のことを教えているとは彼らは知らなかったのです。

 

さあ、私たちの地球の家族のことは分かりましたね。私たちの姉妹が霊の世界に移し戻された7歳のときから、私たちが最終的に仲間入りを果たした瞬間(とき)まで、私たちが出会った地球人はこれらの人たちだけでした。私たちは偉大なピラミッドの内部で暮らしていました。当時は3つのピラミッドがありましたが、それらはどれも網状にめぐらされていた地下のトンネルでつながっていました。

 

これらの場所はすべて聖別されたものだったので、先に述べた大人が1人ついている限り、私たちはどこに行こうとも自由でした。あなたはひょっとして私たちが隷属的な絆から逃れたいと思ったりしたのではと考えるかもしれませんが、そんなことはありませんでした。実のところ、私たちはそれを隷属ではなくて、保護だとみていました。

 

ピラミッドの高い所に立つと、私たちは下方に、多くの三次元の人たちのオーラに困惑や不幸せのかげりを見てとりました。人間の身体に留まっているのが耐えられなくなった私たちの姉妹は、地球にいる理由を見失ってしまう前のある晩、ひそかに肉体を抜け出しました。彼女がそのようなことをしていたとは私たちは誰にも言いませんでしたが、何か月にもおよぶ彼女の苦悶を見ていた私たちは、彼女の二の舞は踏むまいと思っていました。

 

私たちの子供時代はかなり快適に過ぎていきました。私たち4人は、範を示してくれたラックス・アック・カーンのように一体となりましたが、同時に自分たちの個性も保っていました。私たちの2人の母親は私たちを深く愛してくれ、また互いを思いやるように育ててくれました。人生に満足し幸せだった彼女たちは、その愛と満足のオーラを私たちに伝えてくれました。

 

サカトュクネオンは私たちの最高の遊び仲間でした。彼は内面世界へのたくさんの旅に私たちを連れていってくれました。異なる次元と時間枠を訪問するのに、私たちは時間と空間を超えて移動しました。お気に入りの旅の1つに、私たちの祖先の故郷であるアトランティスがありました。当時の自分自身(過去生)を携え、そこの人々をびっくりさせないよう夜間の身体になって訪問した私たちは、アトランティスの教訓を直接その出所となる現場で学びました。

 

私たちはすぐに、アトランティス帝国の崩壊はマヤ世界の現在の状態とは違ったものだったということを理解しました。私たち4人がアトランティスで一緒になって働いたミッションは、マヤで引き受けたことがあることと似たものでした。しかしながら、サカトュクネオンは、ここでのミッションがどんなものになるのか、なかなか仔細を私たちに明かそうとしてくれなかったです。「君たちのミッションは、それを受け取る用意ができたときに、君たちそれぞれの心の深奥に伝えられるものだ」と彼は言うのでした。

 

それを聞いてまもなく、私は夢を見るようになりました。成人に達しようとしていた頃です。私はその夢が大きな変化をもたらしてくれることを願っていました。でも、どういうわけか、その夢は私に課せられるミッションの一部なのではと思っていました。いい夢ではありませんでした。事実、本当のことを言うと悪夢だったのです。四本脚の顔中毛だらけにした奇妙な生き物たちが私たちの国に侵入してくるというものでした。

 

生き物たちの頭は、父と出かけた旅先以外では見たこともない不思議なメタルでできていました。彼らは火炎の王侯でした。大きな杖を持っていて、そこから放たれる火は、彼らが進む先にいるいかなる者をも怪我させるか殺してしまうのでした。彼らはまた四本脚の大きな動物が引っ張るドラゴンを持っていました。このドラゴンは、杖よりもっと強力な火を抱えていました。

 

「私たちは行かないといけない、行かないと!」と声をあげて泣いたものです。毎朝のように、頭のなかでなければ実際にそんな悲鳴をあげて私は目が覚めました。時には自分の声で起こされたりすることもありました。同じ部屋で寝ていた他の3人は、私の夜毎の叫び声に疲れて、眠れるよう静かにしてくれと私に懇願しました。でも彼らは他の誰にも告げませんでした。

 

私たち4人は、自分たちの身に起こったいかなることも、地球の家族にさえ絶対秘密にしておくほどの特別な信頼を築いていました。私たちの心を読めたサカトュクネオンはその特別な取り決めを知っていましたが、何も言いませんでした。私たちを励まそうとしているかのように、ただうなずくだけでした。彼がこう言ったことさえありました。「君たち4人は一体とならなければならない。何であれ、招かれざるして君たちの中に入り込むようなことはさせてはならぬ」

 

しかしながら遂に、私が幾晩も悲鳴をあげるのを聞いた3人は、静まり返った夜中に私を囲んで、一丸(いちがん)となって言いました。「僕たちはこれ以上君が苦しむのを見ていられない。人間の体から解き放たれなければならなかった姉妹のようになるのではないかと気が気じゃない」

 

「そうだね」と私は答えました。「僕もそれを恐れている。でも、夢を見ていないときは、まだ理性が残っている。たぶん、君たちに見ている夢のことを話していい時なのかもしれない。僕を助けてくれられるかもしれないものね。今、僕たちは大人になりかけている。大人になろうとしているビジョンが、こんな夢を見させるのかもしれない」

 

彼らは納得し、私が頻繁に見る夢の全般的なテーマを伝える間、熱心に耳を傾けてくれました。私が抱いていた最悪の不安は理解してもらえました。彼ら一人一人が、適宜に、分かったといった表情を顔に浮かべました。私ほど極端でないにせよ、彼らもそうした夢を見ているのだと私には分かりました。そのビジョンは私個人の人生の終わりを示すものではなく、むしろ私たちの社会全体に関わるものだったのです!

 

「そうだよ」、彼らは一人ずつ私に答えました。「僕もその夢を見たことがある。どうしたらいい? 



誰かに話さないと、でも誰に話したらいい?」 いろいろと討議した結果、最初にサカトュクネオンに打ち明けることにしました。彼は一番距離を置いてマヤ社会をみていました。そういう理由で、彼は他の人よりも客観的だろうと判断しました。私たちの話をサカトュクネオンに明かす頃合いをみるのに、月が一周期を完全に運行するほどの時間を要しました。

 

幸いなことに、あれほど見ていた夢も、兄弟たちに打ち明けた後は沙汰やみしました。実を言うと、私たちがそれを自分たちだけの秘密にしておこうと決めかけていたときに、サカトュクネオンが広い陸や海を越えた地に住み、「馬」と呼ばれる動物に乗っている、ある種族の話を私たちにしてくれたのです。

 

「それでは、それが彼ら自身の脚ではないの?」、そんなことを口にしたのは弟のヘグステオメンでした。「続けなさい、子供たち、いや、もう君たちのことを大人と呼ばないといけないかな?」、サカトュクネオンは単にそう言っただけでした。

 

「うん、うん、僕たちはもう大人だよ。で、僕たちはみんな同じビジョンを見たんだ。テュテナッカはうなされて僕たちを幾晩も起こし続けたくらいだ。最終的に、僕たちはそれぞれが夢の中で見たもののことを彼に話した。僕たちの社会は、これら恐ろしい野蛮人の馬族に滅ぼされてしまうよ」

 

「子供たちよ、私たちの社会は、既に滅びに向かっている。三次元のあらゆるものは、終局的に朽ちなければならない宿命なのだ。偉大なるマヤでさえもな」

 

「で、何をしたらいいのですか?」私たちはすぐさま答えました。

 

「さあ来なさい」彼は立ち上がりながら言いました。「われわれはこのことを君たち3人の父なる神官に話さなければならない。彼らはこれまでずっと君たちが準備ができるのを待ちつづけてきたのだ」

 

質問とコメント

 

あなたは準備ができていますか?

 

スー: はい、できています。

 

あなたの子供時代は、あなたが志願した重要なミッションに対して、どんなふうに準備させましたか ― あるいはさせなかったですか?

 

スー: 私は自分が生きていた人生よりもはるかに興味深かったいくつもの過去の / 転生した人生を覚えていました。ですから殆どの時間を自分の想像の内にこもって過ごしました。ですが、私を準備させてくれたものは3次元界には何一つありませんでした。

 

あなたは銀河系の遺産について認識していますか?

 

スー: はい。でも、それが現実で私が狂っているのではないと確信が持てるまでは何年も、何十年もかかりました。

 

たとえそうでも、どんなふうにして認識するようになったのでしょうね?

 

あなたは自分の心の内のメッセージを分かっていますか? もしそうだとして、それらをどんなふうにして受け取るのですか?

 

スー: はい、よく分かっています。それらは私の心の内のビジョンとして入ってきます。ですから私は「そこにある」イメージを引き寄せ、自分の聴こえる距離に引きずってくるのです。そんなふうにしてチャネルすることを学びました。

====

他の人と私たちの個人的な経験をシェアし合うことが、「アセンションを通常のことにする」ために大いに役立ちます。

 

私が自分なりの答を設けたのは、長い時間をかける必要はないということを知らせるためです。

 

私たちの自己に語らせるのは今このときです!!

 

祝福を、

スー

 

翻訳:Mott

invoc


神に対する訴え

14:02:2014 - 09:00H BRISBANE, AUSTRALIA

14:02:2014 – 08:00H TOKYO, JAPAN

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日本語 – The Manuscript of Survival

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世界的なテレパシーの接触、利用可能に行う方法を命令

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at Japanese Despertando.me

LORD EMANUEL MESSAGES

SOURUKAMERA'S BLOG

CREATOR

Prime Creator Makes an Announcement


by Kathryn E. May, PsyD

on 08/02/13

http://disclosure-2012.com/page/482254554


主創造主は次のように語られた。:

愛なる皆さん、私はあなた方と直接お話することは、頻繁にはありませんが、今は、あなた方の世界について、あなた方、特に、借金の返済や、家族を養うため に非常に忙しく働いている人たちにとって、振動数を上げるように懸命に集中することが如何に大切なことなのか、お話する機会を持つ特異な時です。

のように忙しく働く時は過ぎました。終わったのです。支払うべき借金はありませんし、家族を養うために稼ぐ必要もありませんし、退職をしても生き残りを図 る必要もありません。退職はどんな途方も無い夢をも超越する栄えあることですし、あなた方になんら負担を強いず、地球上の時刻がどのような時を示していて も今から始まることなのです。これは生涯からの引退ではなく、死でもありません。あなた方は今、星への壮大な旅の境目にいるのです。

なた方の兄弟、姉妹たちが頭上で待っています。晴れた夜に空を見上げてください。挨拶を彼らに送ってください。そうすれば、彼らのものだとあなた方には思 われ、間もなくあなた方と一緒になり、あなた方の間を歩き回り、あなた方を抱擁し、あなた方と共に祝賀の歌を歌うことを示し、彼らの喜びをも示す、宇宙船 の色つきの照明を点滅させてくれるでしょう。あなた方を向上させ、限りない愛と光をあなた方に教える宇宙エネルギーを伝送するグリッド線に沿って数千の宇 宙船が滞在しています。

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Petition

Petition for Disclosure
13 October, 2013

Full government disclosure of ET presence on Earth

米国政府に対するETの存在についての情報開示の請願署名依頼。

https://secure.avaaz.org/en/petition/Full_government_disclosure_of_ET_presence_on_Earth_now/?cHQipcb

上のURLを開いて、メールアドレスを入力すれば、外国人でも請願者の一人として数えられます。
請願理由の欄は無記入で結構です。
皆様のご協力をお願いします。

愛と光をもって、
たき