人生の変成転換-はざまに生きる
2014年6月20日
Transmutation
of Life - Living In-Between
6-20-14
人生の変成転換
はざまに生きる
ジェイソン:
翌朝目覚めると、それは素晴らしい快晴だった。僕達は中で寝た。ランターンはその方がよいとわかっていたのだ。サンディと僕はまる一年の休暇に出て、自然要素達を助けるために徐々に自然要素のことを学ぶんだろうと思っていた。けれど、実際には短期特訓コースで僕達の方が助けが必要な側だってことがわかった。
始めからずっと僕達は高次の銀河存在達からサポートを得られるものだとばかり思っていた。地球自体は、僕達の最高の親友だということは発見だった。何世代もの間、地球とは奪うもの、好きなようにしていい場所だと教わってきた。
人類が、この世界のマスターだと教わってきた。だが、どんなに小さな鳥だって自らの巣をだめにしたりはしない。しかし人類はどうも、この惑星全体を存在の危機まで押しやってきたようだ。ガイアが三次元周波数を抜けなければいけなかったのは、ガイアがもはやこの惑星を居住できる場所として保持するのが困難となったからだ。
幸い、ガイアはカリユガの暗黒の時代を終え、いまは銀河の中心に整列している。銀河の光による高次周波数と同調しているので僕達の意識は拡大し、よって知覚も拡大している。この高次知覚を通して、僕達は五次元の自然要素を知覚することができている。
エーテルや地、気、水の要素と出会い、彼らの助けを得てから、サンディと僕にとってこの世界はすっかり別もののように思える。空気の精シルフと水の精ウンディーヌは僕をサンディの元へ連れて行ってくれた。これ以上ないくらい僕は感謝している。
ランターンも僕を助けることができたはずだ。彼女を救うためにボートを具現化したくらいだから。しかし、サンディが大変な事になっているなんてまったく僕は知らなかった。マイトリアとマイトルがよくやっていたように、サンディは暖かい岩の上で日光浴でもしているんだろうと思っていた。
それで、心配になりかけたちょうどその時、僕の意識の中にメッセージが入ってくるのがわかった。僕がサンディ独自の周波数にチューニングを合わせると、彼女に何かが起きて怯えていること、その恐怖がどんどん膨らんでいることがわかった。空だ、という感覚がして空を見上げると、雲が分かれていくのが見えた。直感で、その雲についてゆかなければ。と思った。
その雲の切れ目までどれくらいの距離があるんだろう、と考えていたところでランターンが僕を呼んでいるのが聞こえた。彼が小さなボートを具現化するのを見て、僕はそのボートに駆け寄り飛び乗った。「空のあの雲を辿って」とランターンに言った。水に入ると、ウンディーヌも水の中に進むべき道筋を作ってくれた。サンディが見えると、すぐさま僕は湖に飛び込んで彼女の元へ行った。
キャンプサイトのそばの湖岸まで戻ると、サンディと僕は抱き合い、自然要素に感謝した。今回もだ!湖のほとりで素晴らしい夜を過ごし、僕達はテントに戻ってあっという間に眠りに落ちた。
翌朝、半分目覚めた状態の時にアルクトゥルス人からのメッセージを受け取った。目覚めている状態と眠っている状態のちょうど間の意識にいる時に、ほぼ目覚めかけた時にメッセージは途絶えた。それでダイレクトな交信に戻ろうとして身を委ねると、ほとんど眠りに落ちていたようだ。
完全に目が覚めると、いつも持ち歩いているノートとペンを静かに取り出してテントを出た。そして書いていればメッセージがやってくるか、試してみた。メッセージが来ている時に僕かサンディがそれを書き留めたりPCに打ち込まないと、ほとんどは忘れてしまうということは気づいていた。僕は目を閉じ、内に焦点を合わせてあの「はざまの」ところへ戻った。その意識状態になったと思った時、僕は書き取りができるよう紙にペンを置いた。
「親愛なる者よ」アルクトゥルス人のメッセージが始まった。
いまあなたがいる、そのはざまの意識の周波数があなたの主なる共鳴状態になりつつあります。あなたはまだ物理的な形をまとっていますが、多次元自己や多次元意識とは確実に繋がってきています。あなたは自己の高次表現と出会い、そのすべての周波数をうまく取り込んできました。
私達アルクトゥルス人は、メッセージだけではなく、メッセージを受け取っている時の自分自身の意識の周波数にも意識を向ける、ということをいまこうして教えています。つまり、あなたが肉体をもって転生していた時の三次元周波数から、あなたの基本周波数を上げ、次元上昇するガイアの新しい基本周波数まで高めてゆく手助けをしています。
テストの中であなたに送ったメッセージは、あなたの初源的な意識の向け先を新しい基本周波数に同調させるためのメッセージでした。この新しい基本意識に共鳴していれば、あなたはもっと簡単に私達と常に交信することができます。あなたは眠りの領域から戻ったところですが、3Dのストレス要因を抱える前に、あのはざまの周波数へ戻っていただきたいのです。この意識状態にいれば、私達が先ほどのメッセージを繰り返すあいだ「書き取りする」のも簡単です。いま、意識を調整してください。」
僕は目を閉じて周りの物理的世界をシャットアウトし、大きく息を吸った。あのはざまの状態に、移行できるのがわかった。皆、まだ眠っていたからだ。いつでも早朝が大好きな時間だった。目を閉じている間は少なくとも、どちら側の世界にもいられたから。
しかし、いったん目を開くと僕の意識は高次の世界ではなく3Dの世界に向いた。そのため、アルクトゥルス人のメッセージは目を半分閉じたまま書いた。意識を誤魔化すため、僕はテントの中で寝そべっている自分を想像した。あの、半分目覚めかけている状態にいるのだと思い込むために。
その時だった、僕は2~3日前にやった瞑想を思い出した。その瞑想の中で、僕は第三の目からアルクトゥルス人の顔を直接に見た/感じとったのだった。始めのうちは輝く光に見えた/感じたものがぼんやりとした人間の顔になり、その第三の目は渦を巻いていた。僕はひきつけられ、アルクトゥルス人の目をまっすぐ見つめた。僕達が深く、しっかりと繋がっていると感じられるまで。
その時が初めてだったけれど、いままたそれが起きている。僕はアルクトゥルス人の顔から僕の存在の中にダイレクトにダウンロードされているのがわかった。この感覚が僕の身体中を駆け巡り、身体は熱をもってジンジンした。まるで身体の原子が広がってゆくようで、僕は身体の中にいながらにして身体の外に浮いていた。
すると、僕はもう人間という形に収まってはいないことがとてもはっきりとわかった。一瞬、アルクトゥルス人である僕が自分自身の本体であるように感じた。意識が落ち始めてゆくのを感じたので、僕はもう一度アルクトゥルス人のエネルギーの爆風を受けようと思い、後ろを振り返って見た。
もうすっかり忘れてしまったけれど、僕はその経験を書いていた。その時、僕は新しい意識周波数に入っていることを自覚するトレーニングを受けていることに気づいた。瞑想している間にこの周波数を訪れたことはあったけれど、いま僕はもう一つ上のオクターブの共鳴の中で常に生き続けるための導きを受けていた。
目を開けたままこの意識周波数の中にい続けるのが大変だった。目を開けると、ありとあらゆる「習慣を呼び起こす標識」が見えて、物理的世界だけを凝視してしまう。実際、起こっていることを書くのさえ、意識が外に向いてしまう。
僕は長く息を吸い、あの意識状態へとゆったり身をゆだねた。ちょうど目覚めてアルクトゥルス人のメッセージを受け取り始めた時の、あの意識だ。でも、あの意識周波数の感覚をなかなか思い出せず、イライラして目を開いた。その途端、意識は「3Dオペレーションシステム」へと落ちていった。すぐにまた目を閉じ、目の前にアルクトゥルス人の顔を思い浮かべた。
また高次エネルギーが流れて僕に入ってきた。そしてこのようにして「書き取り」を続けることはできた。その時に受け取ったのだが、僕はこの基本となる高次意識周波数を維持しながら次元間メッセージを受け取り、文章化する訓練を受けているとのことだった。この「はざまの」意識に共鳴している間は、同時に両側の世界にいることができるのだ。
したがって、僕は身体脳の理解範囲を遥かに越えた情報を受け取ることができた。もう一度長い息を吸い、この高次意識周波数に同調し直すと、身体脳の上にある多次元マインドが一連の光の筋を脳に送り、僕の三次元思考と繋がっているのがわかった。
僕はしばし書くのをやめて、多次元マインドから意識的に情報を得るという斬新な経験を味わった。まるで頭の上に多次元の図書館があるようで、僕はその図書館にどんどん繋がっていった。このコネクトが完了すると、二つ以上の次元の現実を経験することになるのだ、ということに気づいた。
この意識状態は高次メンタルオペレーションシステムにアクセスした。このシステムは、僕の身体脳には難し過ぎて覚えておくことはできなかった。自分のハイヤーセルフと物理的存在という自分の間にいる間、僕は多次元マインドに繋がることができた。いったん多次元マインドと繋がれば、高次情報の流れを身体脳や身体の中で受け取ることができた。
どうやら、僕の地球の器は僕の人間脳よりも進化しているらしい。身体は、エゴを一切もたない動物だからだ。身体脳は、エゴと結びついている。僕を人間性と統合させるのがエゴの仕組みだからだ。そのため、僕を3Dの作業から離そうとするものはすべて無視しろ、とエゴは伝えてくる。
突然、金星にいる自分のビジョンが見えた。アトランティス崩壊の頃に初めて肉体を持って転生したのだが、その前の自分だった。僕は愛する故郷、金星の感覚をたっぷりと味わった。サナトクマラが僕達のグループの周りにいるのがわかった。彼はガイアをどうすれば一番うまくサポートすることができるか、指示を出していた。
金星にいる間にサナトクマラが伝えたのは、もし地球が生き延びたとしたら長いカリユガの暗黒時代に入るので、僕達は多次元マインドに繋がることはできなくなるだろうということだった。僕達の意識はガイアの負傷した地球との共鳴に合わせて着実に落ちてゆくが、多次元マインドは五次元共鳴に残るとのことだった。僕達は自分の多次元自己のポータルとの繋がりを戻すまで、三次元の人間の意識を保つらしい。
カリユガの記憶が僕の共鳴を落としたため、僕は3D意識に入ってしまった。そこで自分の注意の向け先をもう一度、第三の目の前のアルクトゥルス人の顔に向けた。この顔が僕を何にコネクトしているのかわからなかったが、とても気持ちの良い感覚で意識は着実に広がっていった。
僕は多次元マインドともう一度繋がれるのだろうか、そんなことを考えていると、僕の脳ではなく身体が多次元マインドや多次元自己に繋がってゆく感覚があった。
面白いことに、これまで生きてくる中でずっとひどい扱いをしてきたのに、この僕の身体は僕を導き、僕の自己との繋がりを拡大させてくれた。高次の基本周波数に再び繋がるために深呼吸をしている時、今回はもう恍惚感は起きない、この感覚を「普通」の感覚として受け取るためだ、と言われた。
最近、僕の感情や感情ボディはローラーコースターのようにめまぐるしく激変していた。この拡大した新しい意識の中でわかったのだが、僕の外的環境は日に日に変化していたので自分の周囲というよりは内で新しい世界を感じ始めていたのだ。この新しい世界は僕の内の周波数で、それを僕は日常生活に投影するという仕組みになっていた。
アルクトゥルス人の顔が僕の中にエネルギーを投影するのと同じように、僕はこのエネルギーを日常生活に投影しなければならなかった。いつもこんな感覚でいられたらどうだろう? この意識状態で人生を過ごせたらどうだろう? この星のようにキラキラした顔に直接繋がり直して意識をこの新しいエネルギー周波数と繋がり直すことができれば、アルクトゥルス人の顔のエネルギーが質問に答えてくれるのだろうということに気づいた。その時だった、僕は前にこのエネルギー/意識を訪れたことがあるな、と気づいたのだ。
「そうです、ですが前にあなたが人間の姿でこの周波数を訪れたとき、それは”「ローラーコースターに乗っている”ような経験でした。」 アルクトゥルス人の顔は言った。「人間意識が、内なる多次元意識に同調しようとしてそうなったのです。私達はいま、あなたの多次元自己に直接話しかけています。多次元自己は、ガイアを助けるために物理表現であるあなたと融合していますから。」
あなたの自己の高次表現達は三次元の身体と融合し、徐々にエネルギー・パッケージの域を拡大しようと志願した存在達です。彼らはそのエネルギーを転生した物理的表現と分かち合っています。あなたはずっと自分の前や上に高次表現がいる感覚がありましたね、覚えていますか?
しばし自分の人生を振り返ってみた。すると、このエネルギーがいつも自分の上や周りに感じていたことに気づいた。しかし、この素晴らしい感覚が自分の内にあるなんて思いもしなかった。
「私達があなたの内にいるわけがない、そう思っていましたね。それは自惚れ、もしくは罰当たりなことだと教え込まれてきたからです。私達はあなたの中にいます。それを思い出していただくためにいま、ここに来ているのです。さらに、私達があなたの内の高次表現であるように、ガイアの高次表現であるニュー・アースもあなたの中にいます。
ニュー・アースはどこかにあるわけではありません。周波数です。あなたは自らの地球の器の中に、その周波数を見つけなければなりません。実際は、あなたが多次元自己と内で繋がれば、意識はニューアースへと移動します。ニューアースもあなたの内側にあります。エゴに支配されるのではなく、あなたがエゴを支配する側になった時、その時のみあなたは内なる壮大な現実を知覚することができます。
あなたは私達の言っていることをよくわかっています。最近、あなたはエゴの周波数から多次元自己の拡大し続ける周波数へと一日のうち何度も移行していますからね。そうではないですか?」
「ええ、その通りです」 僕は同意した。
「あなたは自分の自己を感じる時、穏やかな恍惚感に満たされますね。そして突然、物理界で行動せねばならない状況になり、あなたの意識は三/四次元に落ちています。」
「そうです」 僕はまた同意した。
「では、私達のメッセージを密接に経験できるよう、瞑想をガイドいたしましょう。
私達のアルクトゥルス人の顔は実際には顔ではありません。あなたの自己の高次周波数へと繋がっているポータルです…
・目を閉じ、二つの世界を感じます。内なる世界と、外の世界。互いに繋がっていて、混じり合っています。
・あなたの二つの世界が「ひとつ」に融合したら、あなたの外側の肉体の自己と内なる多次元自己を融合させてください。
・融合はどのような感じがしますか?
・この感覚を安定させ、一定に保ちます。
・ゆっくり目を開き、外の物理的現実を内なる多次元自己の知覚を通して見ます。
私達のアルクトゥルス人の顔はアルクトゥルス回廊への入口でもあります。あなたの多次元自己の意識の中で…
・あなたの前にある、私達の顔/回廊のエネルギーを感じます。
・あなたの中へと続いている回廊を深い息でもって吸い込んでください。
・では、回廊の中へ向かって息を吐き、あなたの自己を回廊の中へと融合させます。
・息を吸い、アルクトゥルス回廊に入ります。
・息を吐き、アルクトゥルス回廊になります。
あなたの内にその回廊はあります。その回廊の中で、永遠なる他の存在達の意識を感じます。階層はありません。蚊も、人間の王様も等しく大切です。すべてのもの、すべての存在がピュアなエネルギーであり、三次元地球で意識を表現するために何らかの物理的形態を選んだまでです。
回廊の内側から見ると、三次元地球はホログラフィーの投影であり、何千年もの間それを「リアル」なものとして経験してきたためそれが現実だという幻想の中で人は生きてきたのだということが理解できます。ですが、3D幻想はいま崩壊しており、惑星・地球の壮大な生命スペクトラムの中では最低の周波数であることが明らかになっています。
地球は「行く」ところではありません。地球はあなたという惑星なのです。
あなたの『いま』の中でこの通信を終えるにあたり、私達の顔に焦点を向けていただきましょう。あそれはアルクトゥルス回廊のシグネチャー・周波数です。あなたの人生が変化しているのは、あなたが変化しているからだということを覚えておいてください。あなたの物理的現実の幻想は消えゆきつつありますが、それはあなたの意識も知覚もますます多次元になっているからです。
あなたのエゴの自己は恐れています。人間の脳の計算では、あなたが経験していることすべてが理解できないからです。つまり、あなたは多次元自己へと戻る変容のただ中にいます。多次元自己はずっとあなた個人という地球の器の中にいました。ライトボディとして眠っていたのです。
回廊の入口に立つと、あなたは回廊そのものであり、あなたはライトボディとして真なる多次元自己というホームへ戻ってゆくのです。
翻訳:Rieko
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